No.7 山崎耕平/Zambra del Moro Tharsis/Zambra del Moro Tharsis



「ヒターノはとんでもなく繊細なんや。彼らがこだわる以上、絶対何かあるはずや」。ある日のレッスン帰り、今日は「ラ」しか弾いてないですね(笑)と話した時に師事する俵 英三さんから発せられた言葉だ。自粛期間中、俵さんの話で度々出てくるギタリスト、Ñino Miguelがよく弾くZambraにトライした。Ñino Miguelにつき、俵さんのコメント「70年代、LPレコードを2枚リリースした後、天才ギタリスト、Ñino Miguelは消息を絶った。84年、セビージャで開催されたビエナール・フラメンコ・フェスティバルはギタリストにスポットをあて、Ñino Miguelのプログラムも組まれた。主催者側が彼と連絡が取れず、目撃証言を頼りに探し回った結果、街角でボロを纏ってギターを弾いているのを発見。弦が2本切れた状態で何の不足も無さそうに弾いていたとのこと。」それが本番の2日前だった。主催者側でステージに相応しいギターと上下服装が準備され、当日、見事な演奏を披露してくれた。