No.12 吉村優子/【放置竹林フラメンコ】/ソレア 〜孤独〜



私たちは見捨てられた里山の鬱蒼とした放置竹林をバトンタッチされ、1年間汗を流して開墾しました。そして2020年春、たけのこと共に新世代の爽やか竹林に生まれ変わりました。時を同じくして、人との繋がりを絶つウイルスの大流行。外部と遮断され孤独を耐える中、この竹林に来ると全くの別世界が待っていました。次々と顔を出す生命力に満ちたたけのこ。皮の先端から水滴が溢れ、その水を飲んで踊り出したくなる気持ち。何より、竹林を吹き抜ける風の気持ちよさ!調べてみると竹の優れた抗菌作用、抗ウイルス効果。コロナ世界だからこそ、こんな竹林を知ってほしい。かつて天照大神が天の岩戸に閉じ籠られたとき、アメノウズメノミコトが天香山に生える笹葉をとって舞い踊ったのが神楽の始まり。日本人でありフラメンコを愛する者として疫病を鎮め、平安な世界を祈るために心を込めて踊りました。